社長のブログ
心を整える。

2ヶ月前の震災以降、なぜか読書欲が湧かず...
久しぶりに読んだ一冊ですが、いろいろと役に立つ考え方・習慣を学べる良い本でした。
サッカー日本代表のキャプテンである長谷部誠選手の書いた本ですが、内容はサッカーに関することではなく、自らの能力を最大に発揮するため、いかに自分をコントロールするかというような内容です。
スポーツ選手に限らず、誰にとっても参考になる話が沢山ありました。
長谷部選手に関しては、特別に秀でたスキルのある選手でもないのに、なぜドイツに移籍ができて、その上活躍できているのかな??
と不思議に思っていたのですが、この本を読んでみてその理由の一端がわかりました。
この本の売り上げによる著者の印税は、全額ユニセフを通じて東日本大震災の支援に充てられるそうですので、興味のある方は是非購入して読んでみてください。
日本一 心を揺るがす社説

読んでいて心がとても温かくなる素晴らしい一冊です。
『日本一 心を揺るがす新聞の社説』
〜それは朝日でも毎日でも読売でもなかった〜
「みやざき中央新聞」という地方のミニコミ紙の社説を一冊にまとめた本です。
社説というと肩肘張った権威的なものを想像しますが、この社説は全く違います。
日常のちょっとしたいい話を伝える社説です。
最近のマスコミの新聞報道やニュースは、なにから何までネガティブなものばかり…。
批判やダメな点を指摘することが正義なんだと言わんばかりに、あれもダメこれもダメという論調に溢れ、伝えるニュースもこんな悲惨な事件や悲しい出来事がありましたということばかり…
まるで不幸自慢をしているようで、世の中の負の連鎖を加速させているだけなのではと思わずにはいられません。
こんな素晴らしい事がありました、こんなに素敵なエピソードがあるんです、というような報道ばかりなら、世の中はもっと良くなるのになぁと思っていたところに出会った本でした。
この国には本当は素敵でいいことがいっぱいあるんだよと教えてもらって、久しぶりに読みながらホロッとくるあったかくて素晴らしい本でした。
マグロ船と桑田真澄

久しぶりに本の話題を...
以前から話題になっていた本でしたが、数日前に初めて手に取って読んでみました。
マグロの冷蔵保存剤を研究している一人のサラリーマンが、会社の命令で実際にマグロ漁船に乗せられ、そこで感じ・学んだことを綴った一冊です。
見渡す限り何もない大海原、わずか全長40メートルの船の中でたった9人の男たちだけで目の前に起こる全てのことを解決して、大自然の中を前に進んでいかなければいけない状況から学ぶ数々の教訓。
筆者と漁師の親方や船長などとの会話の中に、とても素晴らしい沢山の言葉が出てきます。
会社人生だけでなく、もっと大きな社会の中で一人の人として生きていく為に大切な知恵がいっぱい詰まっている一冊だと思います。
普段から本を読むとき、自分が気に入った内容やフレーズ、また読み返したい内容があるとそのページの角を折っているのですが、読み終えるとこの本はページが折れているところでいっぱいでした。
最近、マンガでも出版されたそうです。
マグロ船の実習研修。
とても凄い成果がありそうです。
ニッショウでも・・・
もう一冊。
プロ野球選手として活躍をした桑田真澄さんの著書です。
野球選手としての単なる回顧録ではなく、ひとりの人として彼の生き方の芯となっている考え方や価値観を語っている、とても素晴らしい一冊です。
中でも、
『表の努力』と『裏の努力』の両立がなにより大切である…
この考え方にはとても共感できました。
『表の努力』
自らの仕事や行っていることのスキルや知識を向上させる直接的な努力。
桑田さんでいえば、野球を上手くなるための練習・努力。
いわゆるスキルの向上。
『裏の努力』
今していることとは直接は関係ないけれど、人としてとても大切な行為。
トイレ掃除だったり、草むしりだったり、挨拶や返事、ゴミが落ちていたら拾うことだったり、玄関先で靴が乱れていたら揃えることだったり…
表の努力だけならば、少しは結果が出てもそれは長続きせずに直ぐダメになる。
表の努力を支えるのは人として大切な『裏の努力』。
そのバランスが大事であって、これをできるかどうかが、人生においてとても大切なことである。
右肘の手術から長いリハビリを経て、見事な復活を遂げた日の彼のマウンド上での行動も、この本を読むと自然に納得できます。
野球に興味のない方にもおすすめです。
お菓子を仕事に

ある方に勧められ、数日前「お菓子を仕事にできる幸福」という本を読みました。

キャラメルコーンなどのお菓子のメーカーとして有名な「東ハト」が会社倒産という経緯を経た後に、会社再生の過程で自社の社員向けに、自らの仕事の素晴らしさやチームワークを大切にして働くことの尊さなどを伝えるために作成されたものです。
はじめは自社の社員向けの社内冊子だったものが評判を呼び、一般の書籍としても発売されたものだそうです。
今ではもう絶版になっているのか、なかなか見つけることが出来ず、中古で手に入れることが出来ました。
そのなかでもサッカー選手として世界の舞台で活躍をし、現在は東ハトのブランド担当の執行役員でもある中田英寿さんのメッセージにはとても共感でき、私たちニッショウの企業理念も後押しをされたようで凄く勇気づけられるものがありました。
実質的には10ページちょっとの絵本のようなものですが、
「お菓子」の部分を今の私たちニッショウの仕事に置き換えても同じように共感できる、ちょっと素敵な一冊でした。
お客様に笑顔や喜びといったことをお届けできることを仕事に出来る幸福。
日々忙しかったり辛いことがあっても、そのことだけは忘れずに感謝をしていなくてはいけないことだと改めて気付かせてもらえました。
小さい “つ”

先日、「小さい "つ" が消えた日」という本を読みました。
絵本や童話のようなストーリーですが、とても素晴らしい本でした。
2年ほど前にちょっと話題になった本だそうです。
50音村では、その日それぞれの文字がそれぞれに色々な主張をしています。
“あ”さんは「俺は日本語でもアルファベットでも先頭なんだから一番偉いんだ」と威張ったり、“の”さんは「自分が一番多く使われている文字なんだから一番偉いんだよ」とか。
それぞれの文字達は自分こそが一番なのだと主張しますが、結論は出ません。
ただ、一番役に立たなくて駄目なやつははっきりしているよねと誰かが叫びました。
「誰が一番えらいかはわらないけど、誰が一番えらくないないかは知っているぞ。それは小さい"つ"さ。だって彼は音を出さないからな。そんなの文字なんかじゃないよ」と。
確かに「っ」は目立たない地味な存在ですね…
そんなふうに、みんなから馬鹿にされた小さい“つ”は次の朝、突然50音村から姿を消してしまいます。
すると、次の日から・・・
役に立たずいらないと言われていた小さい“つ”がいなくなると「訴えますよ」が「歌えますよ」に、「根っこを食べる」は「猫を食べる」になってしまうなど街中大混乱になってしまい、その時初めてちいさい"つ"の大切さと役割をみんなが実感します。
人もそれぞれに特徴や能力、長所・短所を持ちながらも、みんな欠け換えのない存在で、お互いに補い合いながら、色々なことが成り立っているのだということを改めて教えてくれた素敵な一冊でした。
着眼点が凄いなと思いましたが、実はこの本の著者は日本人ではなく日本語に精通したドイツ人の方とのことです。
日々の当たり前の世界に疑問も感じずに浸かっていると意外に重要なことに気が付かなくなっているものなんだな、ということも教えてもらいました。






