社長のブログ
マグロ船と桑田真澄

久しぶりに本の話題を...
以前から話題になっていた本でしたが、数日前に初めて手に取って読んでみました。
マグロの冷蔵保存剤を研究している一人のサラリーマンが、会社の命令で実際にマグロ漁船に乗せられ、そこで感じ・学んだことを綴った一冊です。
見渡す限り何もない大海原、わずか全長40メートルの船の中でたった9人の男たちだけで目の前に起こる全てのことを解決して、大自然の中を前に進んでいかなければいけない状況から学ぶ数々の教訓。
筆者と漁師の親方や船長などとの会話の中に、とても素晴らしい沢山の言葉が出てきます。
会社人生だけでなく、もっと大きな社会の中で一人の人として生きていく為に大切な知恵がいっぱい詰まっている一冊だと思います。
普段から本を読むとき、自分が気に入った内容やフレーズ、また読み返したい内容があるとそのページの角を折っているのですが、読み終えるとこの本はページが折れているところでいっぱいでした。
最近、マンガでも出版されたそうです。
マグロ船の実習研修。
とても凄い成果がありそうです。
ニッショウでも・・・
もう一冊。
プロ野球選手として活躍をした桑田真澄さんの著書です。
野球選手としての単なる回顧録ではなく、ひとりの人として彼の生き方の芯となっている考え方や価値観を語っている、とても素晴らしい一冊です。
中でも、
『表の努力』と『裏の努力』の両立がなにより大切である…
この考え方にはとても共感できました。
『表の努力』
自らの仕事や行っていることのスキルや知識を向上させる直接的な努力。
桑田さんでいえば、野球を上手くなるための練習・努力。
いわゆるスキルの向上。
『裏の努力』
今していることとは直接は関係ないけれど、人としてとても大切な行為。
トイレ掃除だったり、草むしりだったり、挨拶や返事、ゴミが落ちていたら拾うことだったり、玄関先で靴が乱れていたら揃えることだったり…
表の努力だけならば、少しは結果が出てもそれは長続きせずに直ぐダメになる。
表の努力を支えるのは人として大切な『裏の努力』。
そのバランスが大事であって、これをできるかどうかが、人生においてとても大切なことである。
右肘の手術から長いリハビリを経て、見事な復活を遂げた日の彼のマウンド上での行動も、この本を読むと自然に納得できます。
野球に興味のない方にもおすすめです。



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